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中海の海藻特殊肥料を使用する「海藻農法」の普及活動をしています

海藻農法の紹介

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1.海藻農法の背景
2.海藻農法とは
3.海藻農法の効果
4.海藻農法の実績
5.中海の場所

     

海藻農法の背景

海藻農法-中海

 近年、中海では、国策であった干拓事業の中止後、中海防波堤を開削、外海からの海水の流入により透明度が上がり、中海の湖底には毎年大量の海藻類が繁殖し始めました。

 大量の海藻類は、浅場に打ち寄せ腐敗して硫化水素を発生させ、アサリや多くの魚介類を死滅させており、これによる漁業被害は、年間数億円とも推計されています。
 
 さらに、この腐敗した海藻を回収・処理するために、行政には多額の費用負担が発生しています。この中海の自然環境の改善・保全とともに、より良い生活環境の創出が地域の大きく且つ緊急の課題となっています。


海藻農法-野菜

 中海の海藻は、江戸時代以前から肥料や寒天材料として活用され、昭和30年代前半頃まで年間57,000t余りが採取される貴重な資源でした。

 昭和30年代後半から化学肥料の普及により海藻肥料は使われなくなりましたが、近年、化学肥料の弊害により農地に連作障害が多く発生し始めました。その対策として、海藻肥料の散布試験を行った結果、連作障害が改善され農作物の生育状態が良くなることが確認されています。

 これらのことから、大量に発生した海藻を資源として利用し、中海の環境改善と農業等の再生を実現する取り組みとして、海藻特殊肥料に加工して有機農法に活用する「環境と経済の地域循環」の構想が持ち上がりました。


海藻農法-モデル

「環境と経済の地域循環」の構想は、

@環境悪化の原因となっている海藻を回収
  ⇒ 中海・宍道湖の水環境の改善
A海藻特殊肥料に加工 ⇒ 廃棄物を資源化して有効活用
B海藻特殊肥料を使用する農業の普及
  ⇒ 消費者に「安全・安心」な農作物の提供
  ⇒ 農産物の高付加価値化、生産性向上 ⇒ 農業収入の向上
C農薬・化学肥料の使用量削減 ⇒ 土壌や河川の環境負荷低減
D中海・宍道湖の水環境をさらに改善 ⇒ 漁獲量の増加など

これらにより、地域の環境改善と経済の振興が同時かつ循環的に進展する構想です。
現在、漁業者の協力を得た海藻回収や地元企業が取り組む特殊肥料の加工、海藻特殊肥料の使用等の取り組みが
動き始めています。



海藻農法とは

海藻農法-原材料

 中海の海藻を元に製造した特殊な「海藻肥料」で有機肥料栽培を行い、消費者の「安全・安心」ニーズに対応した農産物の生産を行うことです。ひいては、農薬・化学肥料の抑制によって河川の水質改善など、地域の環境改善につながります。



海藻農法の効果

海藻肥料で有機肥料栽培試験を行っています。

海藻農法-栽培試験海藻農法-栽培試験

海藻農法の実績

野菜の硝酸態イオン濃度の計測結果や平成25年に生産した海藻米の食味値試験結果が出てきました。

海藻農法実績 海藻農法実績

中海の場所

中海の場所

海藻農法普及協議会

〒684-0004
鳥取県境港市大正町38番地
(NPO法人未来守りネットワーク内)

TEL 0859-47-4330